自動コントロール式キノコハウス
椎茸や他のきのこ専用の設計を種類に合わせて行っています。
① 発生培養ハウス
単棟発生ハウス:標準は肩3.5m、高さ5.5m、幅9m~18mの規格ですが、
オーダーメイドも可能ですのでお気軽にご相談ください。
② 仕込みハウスも自由設計
*オガから培地まで作る工場は、通常は基礎が必要な鉄骨建物になります。
その場合、建築確認申請も行う事になり、コストもかかります。
もちろん当社でも対応可能なのですが、コストを下げる為に推奨している
当社の48.6φパイプ構造ハウスでは、建築確認申請なく建てることが
可能なため、大幅なコストダウンが出来ます。
*一棟でミキサーから殺菌、接種、冷却までのクリーンルームを集約できます。
HPフィルターを外気と内気循環用にスペースに合わせて設計することで、
クリーンルームでは、99.9%無菌状態にすることを可能にしました。
長年の経験に基づいて細部までこだわり設計をしています。
・各種のコントロール設備を揃えているため、単棟発生ハウスでも工場型でも年中発生可能です。
・自動コントロールにより温湿度管理ができるため、人件費の削減にも繋がります。
・菌床製造設備はミキサーから袋詰機、殺菌窯、接種機と全工程に関わる全ての設備を希望に
合わせて選定し、お客様の使いやすいようにレイアウトして設計施工いたします。
・小規模から大規模工場までお客様のご希望に合わせてプランニング。
自動コントロールパネル
単棟発生ハウス内観
椎茸発生ハウス内観
シャワールーム
菌掻きライン
パレタイザー
クリーンルーム中の接種室
キャプタイヤ―
包装室
包装室
発生室
培養室
③材質、構造、設計
(2)骨
当社のハウス:亜鉛メッキ、直径48.6mm管
※最高5.5m(大きい空間で温度のバランス保つ)
普通のハウス:
(3)構造
22~31.8φ
普通のハウス(パイプハウスの場合) 当社のハウス 48.6φ
解説:一般のきのこハウス
従来のきのこ用ハウスは園芸用のパイプハウスを改造したものか鉄骨ハウスが多く、どちらもきのこ用ではないので問題が多かった。
問題点:
・小径のパイプハウスは天井が低いので夏場の高温障害や冬場の断熱が悪い。
・天井が低い為にエアコンの設置スペースがない。
・換気性が悪いため品質が落ちる
・雪害や台風に弱い
・間口が狭く使いづらい(5.4~7.2m)
当社の新型きのこ専用ハウスの特徴
・きのこ専門に設計しているため気密性や断熱性が良い
・上記理由から光熱費が約50%ダウン (当社試験)
・天井が高くエアコンの設置が可能
・肩高が高いので、作業も楽に行え、2段巻き上げも可能に
・内部の空間が広いので温度変化も少なく、断熱性が良い
・間口が自由設計で通路が広く取れて作業性が良い6~18mまで可能
・切妻タイプなので外観もきれい。雪も上にのらないので積雪に強い
・クイの打ち込み方式で建設場所を選ばない
・ビニールタイプでは建設確認不要で安く作ることができる
④ エコマットで大幅省エネ実現
当社で新発売した断熱材のエコマットを使用することで大幅な省エネを実現。
(約50%省エネ 当社にて試験済)
自動巻き上げ装置によって太陽熱も有効利用出来ます。
⑤ 自動コントロール
自動コントロール制御システム、センサーで正確に制御できます。
(温度、湿度、CO2、散水、換気、加温、減温など)
自動範囲を自由に選べられる、コストに合わせて自由設計。
難しい管理は機械で80%は自動コントロール出来ます。
⑥ 仕込み棟も自由設計
クリーンルーム99.9%可能
HPフィルターを外気と内気循環用にスペースに合わせて設計し、雑菌率をほぼ0に近づけました。長年の施工実績によって細部までこだわりの設計をしています。
合理性と省エネを実現。
⑦ 農業の中でトップの売り上げ(坪当たり)
きのこ産業は面積当りの売り上げが農作物でトップになります。
年間の売上の日本ランキングのベスト5に肉以外ではきのこ会社のみ2社がランキングに入っています。
⑧ 当社独自の種菌、菌床を供給
当社のプラント及びきのこシステムハウス購入のお客様に対しては、当社独自高収益タイプの種菌及び菌床を納入しています。
九州地方のローソン店では3社との比較の上当社のシステム採用のお客様が指定されました。
⑨ 生産計画、栽培技術及び販売方法など、サポート可能
⑩ 当社では国内外ともに初期生産計画、施工栽培技術指導、販売のサポートまで
行っている日本でただ1社のきのこ専門の会社です。
⑪ 二つタイプの運営方法
(1)発生室のみを建て運営する方法。
発生棟を建て、菌床を購入し、ハウス内できのこを発生させ、収穫包装して販売します。
このような場合はお客様のご希望によりハウス棟数や規模をお打ち合わせ致します。
(2)菌床から製造し、収穫まで全般を行う運営方法。
菌床を製造し、生産販売までのすべての工程を自分で行い、生産販売する。
この場合、通常は最小規模でも仕込み棟1棟、培養棟1か2棟、発生棟1棟か2棟が必要になります。
⑫ サービス内容と流れ
弊社のサービスの内容は設計からハウスを建てるまで、及び機械と技術を指導するなど一貫したサービスです。一般的に設計と建築までだけ提供するだけではなく、日本の先進のキノコ技術および厳密な科学的な管理システムを提供します。キノコ生産に必要な機械と資材もも販売しております。
現場視察
図面作成
解説
提案、説明
設工
試運転
技術的指導
アフター
サービス
1, お客様の要望を伺い、現場を視察し計測を行います。
2, 土地のサイズから図形を設計し、ご提案致します。
3, お客様に具体的なご提案とご説明を行います。
プラン等に理解、検討して頂き(再びお客様の要望に合わせ)内容を改正し、
お客様の満足するため努めます。
すべて合意して頂いた上で工事の初めの期日を決めます。
4,工事設工を行います。ハウスの建設、設備の搬入、水道等、電気等の指示、機械の搬入等。
(この間にお客様と書面での技術的指導を行います)
5, 指導委員が客様と一緒に同行し解説をする
(お客様実際的に操作する)
6, お客様に対して更に指導を行い、お客様は実際に作業を行う。
7, 技術面、補修面のアフターサービスを行う。キノコ栽培の経験がないお客様には
要求に応じて定期的あるいは不定期に追跡の指導を行う。
きのこ製造工程例:椎茸
撹拌
オガ、栄養体、と水を混ぜ撹拌させる
一次培養
収穫
袋詰め
撹拌した材料を椎茸栽
培用の袋に詰めます
二次培養
高圧殺菌釜
120℃の高温で殺菌します
発生室
接種
殺菌済の菌床を冷却し接種します
椎茸発生
梱装
製品
エリンギ製造行程
原料撹拌
培養
自動ビン詰め
菌掻き
高圧殺菌
芽出し
接種
パック詰め